無料パワーポイント10,000種以上！テーマ・テンプレート配布サイト23選

多くのビジネスパーソンが使う、Microsoft Office製のプレゼンテーション作成ソフト『パワーポイント（PowerPoint）』。

しかし、パワーポイントに標準装備されているテーマテンプレートは、オーソドックスなものが多数を占めているため、

「おしゃれなデザインのパワポで、他の人と差別化したい」
「より内容をわかりやすく伝えられるテンプレートを使いたい……」

と考える方も多くいるのではないでしょうか。

そこで今回は、様々なシーンで使えるテンプレートを無料配布しているサイトを23個ご紹介！　パワーポイントですぐに使える「.pptx／.ppt／.potx形式」のファイルでダウンロードできる配布サイトを厳選しました。

デザイナーが作成したおしゃれなテーマもご紹介しますので、お気に入りのサイトが見つかれば幸いです。

【総合】パワーポイントのテーマテンプレート・テーマ配布サイト8選

1. Canva

最初にご紹介するのは、オンラインで使える無料のグラフィックデザインツール『Canva』のテンプレート。

ミニマムで今どきなデザインから、企業のプレゼンテーションに使えるテンプレ、おしゃれなグラフィックが特徴的なデザインまで、幅広いテンプレートがあるのが魅力。

15,000点以上の豊富なテンプレートが揃っているので、一覧を見ているだけでも良いアイデアを得ることができるでしょう。

Canva上でアレンジも簡単にできるため、手軽におしゃれなデザインのパワーポイントを作成したい人におすすめです。

【無料テンプレート例】

Canva

2. slides.go

『slides.go』は、パワーポイントやGoogle Slideで使用できるテンプレートを無料配布している海外サイトです。

仕事やプライベートのシーンに活用できるテンプレートに加え、先生のための教育用テーマ、医療従事者向けのテーマなどが充実しているのが特徴です。

トピックや好みのスタイルを入力するだけで、AIが自動的にプレゼン資料を作ってくれるサービスも無料なので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。

【無料テンプレート例】

slides.go

3. FDR（FREE DESIGN RESOURCES）

世界中のアーティストやデザイナーが作成した、デザインリソースを無料で利用できる『FDR』。

フォントやアイコン・Webサイトのテンプレートの配布でも有名なサイトです。

パワーポイントのテンプレートも複数提供しており、デザイン性が高くスタイリッシュな資料を作りたい人に特におすすめです。

ライセンスは作品によって異なるため注意しましょう。

【無料テンプレート例】

FDR

4. freepicker

『freepicker』は、おしゃれなファッション誌のようなデザインが豊富な、デザイナーのためのテンプレート配布サイトです。

テンプレートはすべて Freepiker.comのスタッフによってデザインされており、高いクオリティのものが揃っています。

GoogleやFacebookアカウント、メールアドレスでの会員登録／ログインをすると、1日20個までテンプレートが無料ダウンロードできます。海外風のデザインを利用したい人には特におすすめです。

【無料テンプレート例】

freepicker

5. slidenest

『slidenest』では、PowerpointとGoogleスライド両方で使用できるデザインのテンプレートを無料で提供しています。

個人的に利用できるおしゃれなデザインから、教育や仕事に活用できるインフォグラフィックまで、幅広いテンプレートが充実しています。

新しいテンプレートは毎週公開されているため、新しいデザインを見つけたい時にもぴったりです。

【無料テンプレート例】

slidenest

6. Templatezuu

『Templatezuu』では、音楽やイラストなどのデジタルコンテンツを売買できるプラットフォーム・Gumroadがテンプレートを無料で提供しています。

テーマが気に入ったら、料金記入欄に「0」と入力し、メールアドレスを登録することでダウンロードできます。1$と入力すると、作者に投げ銭（donation）することも可能です。

テンプレート数は26点と他サイトと比べると少なめですが、スタイリッシュな資料を作成できるテーマが多くあります。

【無料テンプレート例】

Templatezuu

7. Slidecore

パワーポイント・Googleスライドの両方で利用できる、無料テーマテンプレートを配布している『Slidecore』。

デザイン性の高いプレゼンテーション素材が集まっているため、プレゼンで世界観を伝えたい人におすすめです。

テンプレートは、1日何度でもダウンロード可能。ワンクリックのみで簡単にダウンロードできるのも特徴です。

【無料テンプレート例】

Slidecore

8. Just Free Slides

『Just Free Slides』はその名の通り、すべて無料のパワーポイントテンプレートを提供するサイトです。

こちらもパワーポイント・Googleスライドの両方で利用でき、ビジネス・教育・医療・ファッション・マーケティングなどに使用できる幅広いテーマが用意されています。テーマやテイストも様々です。

なお、ダウンロードの際はダウンロードボタンの右上にあるピンク色のパスワードをコピペする必要があります。

【無料テンプレート例】

Just Free Slides

【ビジネス系】パワーポイントのテンプレート・テーマ配布サイト7選

9. bizocean

『bizocean（ビズオーシャン）』は、様々な書式テンプレートを配布する日本のサイト。

事業計画書の雛形や月別のアクションプラン表、例文の入った「SWOT分析・クロスSWOT」フレームワークのテンプレートなど、日々の業務や提案に役立つテンプレートがダウンロードできます。

雛形をもとに、プレゼン資料を作成したいビジネスパーソンにおすすめのサイトです。なお、ダウンロードには会員登録が必要です。

【無料テンプレート例】

bizocean

10. ボクシルマガジン

SaaS情報メディアの『BOXIL Magazine（ボクシル マガジン）』は、ビジネスシーンで使える36種類（9種類×4色）の無料テンプレートを配布しています。

テンプレートごとに一言コメントが添えられており、どのようなシーンで使うべきか指南されています。

【無料テンプレート例】

ボクシルマガジン

11. 泣ける!! プレゼンテーションへの8つのステップ

『泣ける!! プレゼンテーションへの8つのステップ』には、「事業戦略」「ビジネスプラン」「製品説明」「プロジェクト説明」「調査報告」の、ビジネス系に特化した5つのテンプレートが用意されています。

導入から結論まで一貫したテーマテンプレートが用意されているので、急な会議でスライド資料をすぐに作らなければならない時に便利です。

【無料テンプレート例】

泣ける!! プレゼンテーションへの8つのステップ

12. powered template

何千人ものデザイナーやクリエイターが集まり、さまざまなデジタル商品を販売している『powered template』でも、無料のパワーポイントテンプレートをダウンロード可能。

ロードマップやswot分析などビジネスに活用できるテンプレートも多く、500の大企業で利用されていると言います。

無料のものだけでも13,000件を超えるテーマがあるため、検索やフィルター機能を上手に活用して、自分の欲しいテンプレートを探しましょう。

【無料テンプレート例】

powered template

13. showeet

『showeet』は、シンプルでありながらデザイン性のあるデザインを無料で配布している海外サイトです。

パワーポイントのテンプレートの他にも、スライド作成に活用できるフォントや素材、チャートの型などが揃っています。

同じデザインでもカラーバリエーションがあるものが多く、利用したい画像などに合わせた選定ができます。

【無料テンプレート例】

showeet

14. Slides Carnival

『Slides Carnival』では、シンプルさとデザイン性の高さを兼ね備えたテンプレートが配布されています。

パワーポイントだけでなく、GoogleスライドやCanvaでも編集可能なテーマもあります。

テンプレートそれぞれに運営のコメントがあるため、どのような場面のプレゼンテーションにマッチするか分かるのもポイントです。

【無料テンプレート例】

Slides Carnival

15. Digipot

『Digipot』は、ビジネス系のテーマテンプレートが配布されているサイトで、主にブルー系統のテ素材がダウンロードできます。

全体的に少し古めなデザインとなっているため、こういったテンプレートに馴染んでいる方におすすめです。

サイト内には、スライド作成に使えるイラスト素材や地図フリー素材も豊富に用意されています。

【無料テンプレート例】

Digipot

【シンプル系】パワーポイントのテンプレート・テーマ配布サイト4選

16. Microsoft Office

パワーポイントを提供している『Microsoft Office』の公式サイトでも、テーマテンプレートが配布されています。

全体的にビジネス向きのシンプルなものが多いですが、アプリに標準装備されていないテーマも配布されているため、一度見てみると良いでしょう。

Microsoft365のサブスクを購入するとプレミアムテンプレートも利用できるようになります。

【無料テンプレート例】

Microsoft Office

17. the popp

『the popp（the power of powerpoint）』では、いくつかのシンプルなテンプレートが提供されています。

基本的な使い方から、デザインの特徴や採用フォント、アイコンなどのデザイン要素について詳細な解説がついているのが特徴です。

メインカラーも選択できるため、テーマや利用する画像に合わせた色合いに変更が可能です。

【無料テンプレート例】

the popp

18. P-ralay

シンプルなパワーポイントのテンプレートが無料で配布されている『P-ralay』。

パワーポイントのテーマテンプレートだけでなく、Keynoteで編集可能なものも。

以前有料だったコンテンツも現在は無料配布されています。また、サイトの運営会社は有料でオリジナルの独自テンプレートの受注制作も承っているようです。

【無料テンプレート例】

P-ralay

19. 素材工場

『素材工場』でも、シンプルなパワーポイントのテンプレートを無料でダウンロード可能です。

一昔前のデザインの印象ですが、クセがなく使用しやすいかもしれません。

使いやすいフォーマットのテンプレートを展開しており、会員登録も必要ないため手軽に利用できます。

【無料テンプレート例】

素材工場

【ユニーク系】パワーポイントのテンプレート・テーマ配布サイト4選

20. 交差点の真ん中で

『交差点の真ん中で』は、2004年から活動している老舗のテーマテンプレート配布サイトです。

かわいい系、ファンタジー系の自作テンプレートが公開されており、猫やパンダなど動物モチーフのデザインも印象的です。

【無料テンプレート例】

交差点の真ん中で

21. PresenterMedia

海外のテンプレート配布サイト『PresenterMedia』では、アニメーションを使用した珍しいタイプのテーマテンプレートが多く取り揃えられています。

1スライドに10種類以上の動きがあったり、3Dのキャラクターがユニークな動きを見せてくれたりするので、目を引くプレゼン資料になるかもしれません。

アニメーション付きのテンプレートをダウンロードするには、無料プランの場合、制限があるため注意が必要です。

【無料テンプレート例】

PresenterMedia

22. 無料ダウンロード！テンプレルン

ビジネスに活用できる様々な書類や資料のテンプレートを配布するサイト、『無料ダウンロード！テンプレルン』。

パワーポイントのテンプレートは主に、可愛らしいシンプルなものを配布しています。

【無料テンプレート例】

無料ダウンロード！テンプレルン

23. Creative Market

最後に紹介する『Creative Market』は、スタイリッシュでかっこいいテーマテンプレートが60,000点以上、取り揃えられている海外サイトです。

すべて10〜70ドルほどの有料テンプレートですが、いずれもその価値は十分にあると言えるでしょう。

スタイリッシュで、色合いがユニークなものもあるため、周りと差をつけた資料作成をしたい人におすすめです。

【無料テンプレート例】

Creative Market

パワーポイントの独自テンプレート・テーマの使い方

次に、サイトからダウンロードした独自のテンプレートを、パワーポイントで使用する方法をご紹介します。

.ppt／.pptx／.potxいずれの形式のファイルでも、基本はそのまま開くだけでご使用いただけます。

もし.potxファイル（デザインテンプレートファイル）をパワポ内の基本テンプレートに組み込む場合は、以下の手順をご参考にください。

Windowsの場合

1. テンプレートファイル（.potx）を、C:\Program Files\Microsoft Office\Templates\にある[テンプレート]フォルダに保存
2. パワーポイントの[ファイル]タブを開き、[開く]→[コンピューター]→[参照]の順にクリックし、独自テンプレートを選択
3. 独自のテンプレートが、パワポ内の基本テンプレートに追加される

Macの場合

1. テンプレートファイル（.potx）を、/Users/<ユーザー名>/Library/Application Support/Microsoft/Office/ユーザー テンプレート/にある[個人用テンプレート]フォルダに保存（なければ自分で作成）
2. パワーポイントの[ファイル]タブを開き、[テンプレートから新規作成]をクリックし、当該の独自テンプレートを選択（検索窓を使うと良い）
3. 独自のテンプレートが、パワポ内の基本テンプレートに追加される

まとめ

今回はパワーポイントのテーマテンプレート配布サイトをご紹介しました。

この記事を見た後では、標準のパワーポイントテンプレートが物足りなくなってしまったのではないでしょうか。

この機会にぜひ、各サイトからオリジナルの独自テーマテンプレートをダウンロードし、周りと一歩差をつけるスタイリッシュなプレゼンテーション資料を作ってみてください！

（執筆：じきるう　編集：Workship MAGAZINE編集部、野風真雪）

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